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女の子は嘘と魔法でできている

第13章 愛情不足 みなみside


「ヒーロー気取りやめてくんない?お前は助けるどころか苦しめてたんだよ!結局自己満だろ!!!」

「……」

否定はできない。俺がゆいなを追い詰めていたのも事実だし俺自身が俺を怪しく思っていた。本当にゆいなのためだったのか、本当は俺の………なんてことも考えたこともあった

「なんか言いなよ。ねえ!!言えないってことはそういうことだよね?なんとかいいなよ!!!!」

「カルマくん落ち着きなさい。みなみくん、君の知ってること教えてください。百瀬さんを救うヒントになるかもしれません」

「……はい真実を話します。俺とゆいなのこと」

俺は息を呑んだ
できるなら話したくなかった、思い出したくなかった…あの日のゆいなを
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