• テキストサイズ

女の子は嘘と魔法でできている

第6章 多重人格


次の日には百瀬さんは学校に来ていた

「ごめんね!返信できなくて!!みんなも家に来てくれてたんだよね!話聞いたよ!本当にごめんね!!」

「ぜんぜん!無事でよかったよー!」

「ていうか百瀬さんはお姉さんいたんだな」

「…あーうん、一応…」

お姉さんの話はあまりしたくないのか俯きがちに話していた
あんまり仲良くないんだろうななんて勝手に想像した

「雰囲気違いすぎてびっくりしたよ〜!!」

「お姉さんいるなら教えてくれてもよかったのに」

「ごめんねー!あんまり家に帰って来ない人だからさ!忘れちゃってくれるとたすかる!!」

「えー!なんで!!!せっかくだから仲良くしたかったのに」

「…もう会うこともないよ。だから忘れて」

その言葉の本当の意味は俺にはわからなかった
ただその時はもう海外へ戻ることだと甘く見ていた
/ 130ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp