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女の子は嘘と魔法でできている

第3章 叶わない恋


カルマside

「ゆいな」

「みなみくん!どうしてどうして!!」

「本屋寄ってたんだ、一緒に帰ろうぜ」

「うん!あ、じゃあまた明日ね!」

「怪しい…これは怪しい!!神崎さん何もしらないの?」

「う、うん」

「…つけよう。百瀬さんなんか隠してるよ!!」

「え、そうなのかな、?」

「そうだよ!みんなも行くよね!?」

半ば強制で連れて行かれた
あとをつけるけど二人は仲良さそうな話してるだけでそれ以上の違和感も感じなかった

「あれ…?」

「やっぱり茅野の勘違いなんじゃない?」

「えーそうなのかなぁ」

住宅街が見えてくると
2人の顔つきが少し変わった気がする
違うみなみくんとやらが百瀬さんの腕を掴んだ
声が聞こえにくいから少し近づくとはっきり聞こえた

「俺ん家寄ってかね?」
「え、」
「あ、いやお前ん家でもいいけどさ。久しぶりにどうかなって、でも帰りとか送るし俺ん家寄っていかね?」

「えぇまさかの!?」

「茅野落ち着いて」

行かないでほしい心の中でそう呟く

「うん、いく。なんか久しぶりだね」
「まあゆうて1ヶ月ぶりだけどな」
「ふふそういえばそうだった」

そう笑う姿に少し違和感を覚えた
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