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女の子は嘘と魔法でできている

第15章 真実 貴方side


あれから殺せんせーと合流した。それから有希子にも

「ゆいな…っよかった…」

「怪我してるから手当してあげて」

「そうですね急いで教室に戻りましょう」

教室に戻るとすぐに手当てされた

「…ありがとう」

「右足にあざが……まさか…閉じ込められていたんですか?」

「1日だけ泊めてもらう予定だったの。いつも通りホテルでも取ってくれるかなって…でも違くて…地下に連れてかれて足枷をつけられた。でもこれも愛だと思って…」

「ばか!そんなわけないじゃない!!」

有希子に頬を叩かれてびっくりして声もでなかった

「なんでそんなにバカなの!ゆいなはそんなことしなくても愛されてるよ!!なんで頼ってくれなかったの…私たち親友でしょ……ゆいなが助けてくれたみたいに私だってゆいなを助けたいよ…」

「…有希子…」

「ゆいなのばか!!心配したんだよ…?無事でよかった…」

抱きしめられる暖かさが心地よくて

「…ごめん…ごめんねぇ…ごめんなさい…」

「ゆいなは1人じゃないんだよ…」

「うん…ごめん……」

「さぁ今度は君の気持ちちゃんと聞かせてください」

私の気持ち…
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