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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第44章 第三者の恋心《宇髄天元》


美術準備室をノックして入ると、そこには誰もいなかった。
芸術は爆発だ、とかなんとか言って壁にダイナマイトで破壊したらしい、事件にもなりそうな破天荒な教師の仕事場を見渡す。
一体澤村は、あいつのどこがいいんだか。
絵の具と木の匂いがして、描きかけのキャンパスには抽象画が描かれていた。
アートのことはよくわからないが、派手な宇髄からは想像できないぐらい繊細で優しい色使いだ。
桃色、黄色、水色。ペールトーンの色使い、雰囲気はなんとなく澤村波奈に似ている。
ーーって、考えすぎか。




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