第20章 新婚旅行
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(鼻血の処理と)豪華な夕食を済ませて
俺たちは部屋のベランダに備え付けられた、露天風呂に二人で浸かった
「んん〜、きもちいいねぇ〜…はぁ〜…
翔くん大丈夫?長風呂したら、また鼻血出ちゃうねぇ?///」
…長風呂というよりは…
「はぁ〜、きもちいぃ〜///」
…気持ちいいを連呼する君に問題が…
「ふぅ〜、あぁ〜、いいきもち♡」
…何故に、そんなに、色っぽい…
「んん〜ん、露天風呂最高ぉ〜!ね、翔く…………鼻血。」
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櫻井翔、29才
智くんの、色気にやられ
再び、撃沈
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(やばい…このままだと、俺、出血多量で死ぬかも(汗))
風呂場で鼻血を大量出血させた俺は、智くんに風呂場から強制退場させられた
先に用意されてあった浴衣に着替えて、仲良く並んだ布団に寝転がっていると
智くんが女物の可愛いピンクの浴衣姿で出てきた
(Σおわぁっ!!また鼻血がぁっ!!(汗))
「ねーねー、見て見てしょおくぅん♪」
智くんは、満面の笑顔で俺に背中を見せた
「襟足をねぇ、こう、ぐいっと下げたの♡」
見れば、襟足が背中の方へ下がっていて、綺麗なうなじが丸見えだ
そりゃあもう、セクシーなんてもんじゃない…
「ね?女の子っぽいでしょ♪しょ…………鼻血。」
「………」
(…智くん、そりゃ反則だよ…(泣))
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俺、智くんの浴衣姿にて
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………昇天。
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