第17章 東京卍リベンジャーズ・佐藤龍星&菱小次楼
ファスナーを下ろしてスカートを脱がせ、私の肩を上げさせてブラウスも脱がせる
ブラも取り去り、裸になった私を見下ろしながら
自身も着ていたTシャツを脱いだ
カーテンの隙間から差し込む青白い月明かりに
小柄な上半身がボンヤリと浮かび上がる
色白の薄い身体は、それでも彼が男であると感じさせるには十分過ぎるほど、筋肉がついて引き締まっていた
左胸に刻まれた蛇の刺青が
揃いの蛇を首筋に入れている龍星のことを、嫌でも私に思い出させる
『……』
視線に気付いた小次楼は、安心させるように優しく微笑むと
私の上に覆い被さり、そのまま胸元に顔を埋めた
『…っ…』
チクリと走る痛み
見ると、肌の上に赤い痣のような痕がついていた
『…小次楼……何、したの?』
「……ん………オレの印、つけた。………1週間くらいで消えるよ…」
『……』
「………ヤだったか?」
『…ううん。……でも…見える所にはつけないで…』
「……分かった…」
彼はそう言うと乳房の下の方にももうひとつ赤い印を刻んだ
『……っ…痛…』
「…ん……ゴメン…」
甘く変わった声に、背中がゾクゾクしてくる
「………レイナ………今はオレのことだけ考えて…」
小次楼の舌は癒すように赤い痕を舐めてから、すぐ側で固く立ち上がっている突起を捉えた