第1章 君は誰を見てるの?
苺の形のチョコがあるのをみて、
女の子達が苺は恋の味とか言ってたのを思い出した。
恋愛もそんなに可愛いものならなぁ…。
「はぁ…」
「サーシャがチョコレートみてため息なんか珍しくね?」
「いや、苺は恋の味って言ってる人がいたの思い出して…。そんな可愛いものならなぁって思って。」
「サーシャ好きな人いんの?」
「どうだろねー。シリウスは?」
みんながシリウスに注目している。
ジェームズはニヤニヤしている
「いるっちゃいるな。」
あぁ…やっぱりいるんだなー。
「パツドフッドよ!その子の名前を告白したまえ!」
リーマスもリリーもなぜか微笑みながらシリウスを見ている。
「いわねーよ。」
「シリウス、こんないいチャンスないわよ?」
「絶対言わない。」