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愛欲♡【呪術廻戦】裏夢 短編 R18  

第2章 密事〜禪院直哉〜


「なん……で?……こんな事……する……の?」

「泣かんといて。びーびー泣く女は嫌いや言うたやろ?またいじめるで。」

「っ、ご……めんなさい。」

直哉くんの大きな手が私の頭を撫でる。

「わかったらええねん。みやびちゃんは俺の言う事だけ聞いてお利口さんにしててや。そしたらみやびちゃんが大人になった時、俺のお嫁さんにしたるから。」

この時私はまだ11歳、直哉くんは15歳だった。


私は思った。


いつか、この男を私の言いなりにしてやろうと。


その後すぐ親同士が仲違いした。

それ以降、私が禪院家に行くことはなかった。

必然的に直哉くんと会う事もなくなった。




大人になり、私は自他共に認める強い術師になった。

ある日、任務に赴いた先で直哉くんと再会した。

相変わらず嫌な笑い方をする男だった。

昔と何も変わってない。

ある意味すごいと思った。

食事に誘われたけど焦らす事にした。

2ヶ月間焦らしに焦らしてやっと会ってやった。


初めは直哉くん好みの女を演じた。


直哉くんは物欲しそうな顔して私を見てた。


そしてキスされた。


懐かしい感触。


昔、無理やりされてたっけ。


何だろう。


直哉くんのキス、気持ちいい。


体を重ねて確信した。


私たち、相性最高じゃん。


だけど、直哉くんがイクの早すぎて物足りない。

早いよって教えてあげた。

マウント取って私の方が上だと知らしめた。

私の名前を必死に叫ぶ直哉くんが可愛くてたまらなかった。

私のためなら何でもするって言ってくれた。

念願叶って直哉くんが私の言いなりになった。


最高に気持ちいい!


たまんない♡



男はいないって言ったのは嘘。

ウチはとても厳しいから男の事は常に秘密。

直哉くんも私の身辺調べたはず。

上手く隠してるからバレなかった。 

だけど、彼氏とはもう別れる。

本命とやっと結ばれたから。
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