第1章 くノ一とアイカツ!
「あら、いちごちゃんたち、忍者服に着替えたのね。とても似合ってるわ」
「山本先生に褒められると照れます」
と、いちごが片手を後ろ頭にやります。あおいと美月はにこにこ笑っていました。
「他に電波のあるところ、正直言って、あの崖の上くらいしかないわ」
「そんな……」
「ドクタケ忍者隊首領の稗田八方斎がいて危険なのにどうしたら……」
「………」
気を落とすいちごとあおいに、美月も何も言えず、目を閉じ、考え込んでしまいます。
「方法ならあります。いちごちゃんたちが忍術を覚えて、稗田八方斎、いえ、ドクタケ忍者隊をどうにか振り切ってスターライト学園に連絡をするのです」
「ということは山本先生、私たちを忍術学園のくノ一の生徒として授業を受けさせていただけるのですか?」
美月が聞くと、山本先生は頷きました。
「ええ、ユキちゃんたちの補習授業も兼ねて、このあと、いちごちゃんたちにもドクタケ忍者隊対策のための特別授業を開始します」
「やったー」
いちごは喜び飛び回ります。
「もう、いちごったら」
と、言っていたあおいですが、彼女も嬉しそうです。