第1章 くノ一とアイカツ!
「忍術か」
美月は興味湧いていました。
こうして、いちごたちはユキたちと山本シナ先生の授業を受けることになったのでした。
まず、くノ一たちの補習授業を済ませてから、山本先生は教室の後ろの席の方で待っていたいちごたちを前の席へ案内しました。ユキたちと隣の机になります。いちごたちはそこで正座をして座りました。
「前の方が黒板の字がよく見えるから、前の方がいいでしょう」
山本先生は笑顔でそう言ったあと、授業を始めます。忍者の心得や術の使用時の心得を彼女は教え、それから術の使用の実践に入ろうとしていました。
「もう外に出るのですか?」
既に立ち上がっていたユキたちと、山本先生を交互に見ていちごが聞きます。
「ええ、ここの補習室、次は1年は組の子たちが使うから、早く出なくちゃ」
「は組っておもしろいですね。くノ一の教室も何組なのか気になりますね」
と、美月が忍術学園のクラスの組のことに興味を持っていましたが、ユキたちが苦笑しながら、
「ああ、わわっ、早くしないと次のクラスの子たちが来てしまいます」
「急ごう、急ごう」
「ユキちゃん、トモミちゃん、そんなに急がなくても……」
やたらと急ぐ友人たちを、おシゲは落ち着かせようとしますが、2人はさっさと外へ行ってしまいました。