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蒼い瞳。朱い瞳。【五条悟】

第3章 ■夏祭り


近衛は、花火の描かれた紺色の浴衣を着てきた。硝子は白っぽい浴衣を着てるけど、あんまりそっちは興味ない。←

『悟、何見てんの?あ、惚れ直した?』
「そんなんじゃねぇし!…でもまあ、似合うんじゃねぇの」
「顔が赤いよ、悟」

傑が茶化してくるが、事実だから反論できず。

いや、そんなことより。
「なあ、あの子可愛くね?」
「声かけてみる?」
「…やっぱ止めとくか」

ナンパを企んでる奴らに睨みを効かせるのが面倒で仕方ない。近衛は可愛いに決まってんだろバーカ。
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