• テキストサイズ

あなたなら誰を選びますか

第8章 赤羽業


結婚したはいいけど

カルマは忙しくて夜遅くに帰ってくるし朝は早いし

ゆっくり話す時間は中々作れなかった

「あーもうキツイ…なにあれブラックすぎ」

「大丈夫??あんまり無理しちゃダメだよ」

「うん、あ!ゆいな今日の夜あいてる?」

「うん、あいてるよ」

「食べに行こう!!結婚記念日だし!」

「……」

「あれ?今日じゃないっけ?」

「ううん今日。覚えてたの?」

「当たり前じゃん、忘れるわけないでしょ。記念日くらい一緒に過ごしたい。俺頑張ってはやく終わらせてくるから一緒にいてよ」

「うん!一緒にいたい」

「よかった、あー今日はこれで一日頑張れる、ゆいな行ってきます」

「気をつけてね」

ちゃんと私との時間を作ってくれようとしてくれるし

寂しい時もあるけど

そこまで気にならなかったというか元は遠距離だったしね

大事にされているのわかってたからこそ

寂しさは感じなかった

一度私が原因で別れたし付き合ってから何回も喧嘩して

別れてやろうかと思ったこともあるけど

なんだかんだ私はカルマが好きなんだよね

結婚してからよく思う

カルマを選んでよかった、カルマが好きでいてくれてよかった

本当に私は幸せ者だね
/ 118ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp