第3章 encounter
「………ソフィア?」
昼下がり、ぼんやりと外の景色を眺めていると、友達が話しかけてきた。
「ん?なに?」
「ソフィア…あんた何かしちゃったの?
エルヴィン団長が呼んでるみたい…」
「え!?」
「はやく行った方が……」
頭の整理がつかないまま、私は団長室へ向かう。
廊下を歩きながらいろんな考えが頭をめぐった。
身長制限?
いや、私より小さい子もいる。
もしかして立体機動が下手すぎるから?
じゃあ、クビ?
生産者になれって?
………………。
いいや、考えても仕方ない。
私は団長室の扉を開けた。
「ひっ……………。」
小声で悲鳴をあげてしまう。
そこには調査兵団の幹部が勢揃いしていた。