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『IDOLISH7』世界で一番好きな人

第3章 第二章新しい星の誕生





ダンスフェスティバル当日がやって来た。
全国のダンサーだけでなく新人アイドル等も参加するフェスは経歴年齢問わずなの参加人数が半端ない。


予選を勝ち抜き本選に上がらなくてはならない。

「とりあえず最終選考まで温存して置けばいいよね」

「まぁ、様子見だな」

「ならば適当にぶらついてくるか」


三人は好き勝手している。
湊はさっきからゲームをしながら暇を潰し、真琴は雑誌をめくり、拓斗はジャーキーを食べている。


「おい、大丈夫なのかあの二人」

「なんて神経の図太い人達なのでしょう」

大和と一織の気持ちはわかるよ?
うんうん、君達の時は路上ライブ前も緊張していたのに、この三人は余裕シャキシャキだもんね。


「何言ってるの?最終選考以外はウォーミングアップだよ」

「俺達の目的は優勝だ」

「素人に後れを取る気はない」

流石負けづ嫌い。
やるからに一番を取る気でいる三人は頼もしい。


「頼もしいね!流石君が手塩に育てただけはあるね」

「正確には扱いたのはあの二人ですが」

「そうかな?メンタルケアは君だよね」

ダンスのレッスンにボーカルレッスンは律と響がしたから直截な指導はほとんどしていない気がする。


「奏音さん、必ず優勝トロフィーを捧げますから」

「当然だ」

「貴女の期待に応えよう」


何故私を見て言うのだろうか。


「何だこれ…男に言う台詞か」

「おっさん、空気読めよ!感動的だろ…育ての親へに対する感謝じゃねぇか」

一口も二口も癖のあるけどいい子達だ。

「結果は大事だけど。まずは楽しんできてね。それが一番だから」

「「「はい!」」」

こうしてダンスフェスティバルが開催された。


彼等は三年間のダンサーとしての実績があるので落ち着いてダンスを踊る事が出来、本選を順調に勝ち進むことができた。


二次選考では強豪ぞろいのダンサーとの敬対決となり。

事もあろうことに八乙女芸能事務所のタレントも参加していることが解った。


しかも別ブロックにあのTRIGGERが参加している事を聞き驚いた。


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