• テキストサイズ

ただ、イチャつきたいだけ

第10章 中学生9




「それにしても、圭介が熱出すなんて本当珍しい…
ちっさい頃から知ってるけど、土砂降りの雨の中遊んでも風邪ひかないのに…」

ドラ「そーなんか?まあ、バカは風邪ひかないっていうし…」

「バカは言い過ぎでしょ!!!!
いや…あながち間違いじゃないか…笑」

ドラ「だろ?まあ、でもバカだけど仲間想いのいいヤツだと思ってるよ」

「うん!なんだかんだ言って圭介は優しいんだよ…
あ、そーいえば、タカちゃんが今日特攻服の採寸するって言ってた!!
ドラケンした?」

ドラ「俺はすでに終わってんだわ。
後は、ぱーちんって言ってた気がしたんだが…」

「パーちん?その人もドラケン達のお友達なの?」

ドラ「おう!力自慢、旗持ちのパーちんだよ。
違うクラスだから、まだ会ったことなかったか…
お、丁度俺らの教室にパーちんいんじゃん
おーい!パーちん!!」

パー「ドラケンなんだー?
お?なんか後ろに女いねぇ?誰、そいつ?」

え、「パーちん」って名前から可愛い見た目想像してたけど
全然いかついじゃん!!
暴走族に、入る位だから、そりゃ中々可愛い人なんていないよね…

「ははははじめまして!
ドラケン達と仲良くさせてもらってます!
りこです!
よろしくお願いしゃす!!」噛んでしまった…

パーちん「こちらこそー!…って、あんたがりこか!
俺バカだから分かんねぇけど
マイキー達と仲良くしてんだろ?
三ツ谷からは特服を作る手伝いもしてくれてるって
聞いてるぜ!
よろしくなっ!」

あれ、笑うと意外と可愛いかも…

「こちらこそ!まだまだ、お裁縫得意ではないけど
精一杯作らせてもらいます」深く深くお辞儀

パー「じゃあ、三ツ谷採寸終わったなら、俺クラス戻るなー
出来上がるの楽しみにしてるぜ!」

三ツ谷「へーへー。簡単に言いやがって…
人数分作んの大変なんだぞ…」

「私パーちんくんに初めてあったけど
優しそうな人だね。最初見た目怖かったけど(笑)」

三ツ谷「パーちんは見た目ドラケンに負けず劣らず迫力あるもんなー(笑)」

後ろからぎゅっと誰かがくっついてきて
マイキー「なーにー?りこはパーちんみたいなのがタイプなの?」

「わっ///もう、いきなりはビックリするから抱きつかないでよー」


/ 130ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp