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宵闇の明けと想ふは君だけと〈I•H編〉

第4章 この道、桜吹雪につき。注意。


●藤堂 天● 〜校庭〜


太陽の光を真っ先に受けた片脚に体重を乗せ。
腰、胸、顔の順に、体を太陽の下に晒した。


眩しかった。凄く。
木陰の中で慣れた目は、太陽の光をすぐには受け入れられず、私は思わず目を瞑った。


目が光を受け入れられるようになったら、陰に残したもう片方の脚を運んだ。
そしてそのままの流れで、道の真ん中まで歩いた。


その時に、横目で見た校門付近は、やっぱり賑わっていた。
多少の罪悪感と共に、私は校門に背を向けて再び校舎に向かって歩き始めた。


長らく外していたイヤホンを付け直して。


だから。
自分の真後ろで起こっていることなんて、なんの気にも止めなかった。


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