• テキストサイズ

推しがいる世界にトリップした…??後日談&短編集【呪術廻戦】

第1章 付き合ってから初デート


「たかなー。」
お邪魔しますと丁寧に挨拶してくれる棘君。

そのまま私の部屋に案内する。
「飲み物持ってくるから待っててね??」
「シャケ!」

戻ってくると棘君がそわそわと部屋を見ていた。
「どーしたの??」
スマホに打って見せてくる
[彼女の部屋とか初めてだから
ソワソワするし、さんっぽい
部屋で可愛いなって思ってた。
そして、さんの香りでいっぱいだから
ちょっとドキドキする」

(んー!可愛いっ!!
照れまくるけど可愛い!
棘君の初めてもらった!
ってか棘君のファーストキスは
私じゃなかったんだよね?
慣れてそうだったし、、、)

「可愛くないよー。香りは自分では
わかんないもんだよねー?
臭くない!?大丈夫!?」
「おかか!おかか!!」
手をブンブン振って否定してくれたから
臭くはないみたいでよかった。

「棘君、彼女の部屋初めてって言ってたけど
ファーストキスは私じゃないんだよね??
いつだったの??」

「おかか、、、」
(ん?これは私じゃないって事だよね?」

その時不意打ちでキスをされた。
唇が離れて
「き、み、だ、よ」
唇の動きで伝えられる。
「え、嬉しい、、、
慣れてそうだったから違うかなって
思ってた。」
きっと私は顔が真っ赤だろう。

棘君がムスっとしながら
スマホで文字を打つ
[慣れてないよ。
僕も必死なの。
でも、慣れてそうって事は
気持ち良いって思ってくれたんだよね?]

あ、またスイッチ入れてしまった
って時には遅くって
気づいたら後頭部にしっかり
手を回され深いキスをされていた。

「ふぁ、、、と、げくん、、、」
ちゅっ、ちゅっといやらしい音が
聞こえる。
時々唇を離して
好きだよと声に乗せず伝えてくれる。
長いキスで苦しいのと気持ちいいのとで
力が入らなくなり後ろに倒れそうになったのを
棘君が頭を守ってくれる。
そのせいで、私が棘君を見上げる体制に
なってしまった。

棘君が熱を帯びた目で
私をしっかり捉えていて
目が離せなくなった。
/ 14ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp