推しがいる世界にトリップした…??後日談&短編集【呪術廻戦】
第1章 付き合ってから初デート
目が合ったまま、
棘君の指が私の唇を触る。
片方の手は私の手に重ねられて
指を絡めて離さない。
ゆっくりと距離が近づき
またキスの続きが始まった。
先程のキスより余裕がなさそうな息遣いで
少し感情に任せたキスが降ってくる。
そんな棘君にとてもキュンとする。
唇から離れたと思ったら
首筋、鎖骨にもキスをされる。
びっくりして
「あっ、、、ん、、、」
と、自分の声ではない様な声が出て思わず
口を塞ぐと、棘君にその手を取られて
「おかか。つなまよ?」だめだよ。もっと聞かせて?
と言われ恥ずかしさで死にそうだ。
しばらくその周辺にキスをされたり
舐められたりしていたが、
少し服を下げられたと思ったら、
ピリッと痛みを感じた。
棘君が離れていき、
私の手を取り座って向き合う。
私はいっぱいいっぱいで
頭がぽやーっとしている。
恥ずかしさで下を向いていたら
頭をポンポンしてくれて
声を出さず、また
可愛い。大好き。と伝えてくれる。
スマホを見せてきて
「ごめんね。我慢しようと思ってたんだけど、
可愛くて少しがっついちゃった、、、
まだこれ以上はしないけど、
旅行に行った時には覚悟してね?
さんの可愛い声聞いちゃったから
もう泊まりってなったか我慢できないから。
そして、見えない所に僕のだって知るしつけたから。
お風呂入る度に僕の事思い出してね。」
(もう、、、恥ずかしすぎて
何も喋れないっ、、、
棘君押せ押せすぎるよ!!
キュンキュンしすぎて心臓痛いよ!)
「棘君だから全然嫌じゃないから謝らないで?
そして、お泊まりの時は、、、
覚悟決めておくから!私も棘君に
もっと触れていたいから、、、。
あ、あのピリッとした時の!
照れちゃうなぁー。
私からの今度棘君にも付けさせてね!」
そう伝えると棘君は
少し顔を赤くして満足そうに笑った。
そして、もう時間ギリギリだから帰るねって
棘君が立ち上がったから、玄関まで送って行く。
そして、ドアの所で最後のキスをされて
スマホで
「お泊まりの予定早めに決めようね。
長い時間さんといたいし、
なにより、さんが可愛いすぎて
僕長い時間我慢できないから」
そう伝えて、手をあげて帰って行った。
これは、しばらく私の心臓が
落ち着かないし
覚悟を本気で決めなきゃと確信した。