推しがいる世界にトリップした…??後日談&短編集【呪術廻戦】
第1章 付き合ってから初デート
「棘君、今日ほんっとに楽しかった!
デートに誘ってくれてありがとう!
これからも色んなとこに行こうね!
棘君と夢の国に来れるとか
幸せすぎたよー」
「ツナー。たかな、明太子ー!!」
(僕も幸せ!すごい楽しかった。)
そしてスマホで文章打って見せてきた
[まだまださんと
行きたい所、やりたい事沢山あるんだ!
休み合う日少ないけど
いつかは旅行とかも行きたいな]
「旅行いいねっ!有名な温泉街とかで
まったりするのもいいな。
棘君とならどこ行っても楽しそう!
でも、、、旅行となると、、
お泊まりだよね、、、
はは、、嬉しいけど、想像しただけで
緊張しちゃうー!!」
棘君がニヤニヤしだす。
(あ、なんかのスイッチ入れてしまった気が、、、?)
棘君がマスクを下げて、口の動きだけで伝えてきた
「か、わ、い、い」
(もうっっ!!ほんっっとズルい!
たまに出してくる雄味はズルい!!)
「棘君!恥ずかしいからやめて!!
可愛く無いから!
ニヤニヤしないで!!」
「ククク、、、っ」
(いつまで、棘君にドキドキさせられるんだろう。
心臓持つかな。寿命縮みそう、、、)
夜のパレードが始まった。
ライトがキラキラしてとてもキレイ。
キラキラに反射してる棘君の目がキレイで
横顔を目に焼き付けるついでに
不意打ちで写真も撮っておいた。
棘君にコラって怒られたけど
これは内緒で私のスマホの何かの画像として使おうと
心に決めた。
パレードも終わり、お土産もロッカーから取って
帰る為にゲートに向かう。
(はぁ。1日が終わっちゃうな。
楽しかったなー。
なんだ楽しい時間ってすぐ
過ぎちゃうんだろう。)
寂しさからか、少し無言になってしまう。
それに棘君が気づいて
繋いでた手をさらにぎゅっとしてくれた。
そして、顔を覗き込んで微笑んでくれた。
「たかなー。こんぶ。」
(寂しそうな顔してる。まだ一緒にいたいね。)
「あ、バレちゃった?
うん、まだ一緒にいたいなぁ。
1日終わっちゃうなー。」
いつもよりゆっくりと
帰り道を歩いて行く。