第5章 一億ベリーの理由
「お邪魔しました~…」
静かに扉も閉めた…
「何がお邪魔しましただウソップ!!!!(怒)」
「うわぁ許してくれぇええ!!!!;」
扉を開けて怒鳴るゾロにウソップは謝りながら逃げて行った←
「あ! 目が覚めたんだな!!」
むくりっと起き上がったチョッパーが赤月の闇に気付いた
『…ぬいぐるみが喋ってる…』
「俺はトナカイだっ!!!!」
『動物…?』
「そうだよ! 俺はこの船の医者、チョッパーだ!!」
『チョッパー…』
赤月の闇はチョッパーに片手を伸ばす、が
「チョッパーに触れんな、女…」
ゾロが抜いた刀で赤月の闇の手を遮った
「ぞっゾロぉ!!;」
『…むぅ…』
赤月の闇は少し拗ねたように手を引っ込めた
「こっ攻撃してこようとしたわけじゃないんだから、ゾロ!! 刀をしまってくれよっ!」
バタバタと上下に腕を振るチョッパー
「攻撃してこようとしてたらどうするんだよ?」