第4章 ご無沙汰
俺の健闘も虚しくは「ごめんね」と
言いながらカガミに写真を見せに
研究所へ行ってしまった。
つらい。
カガミなんかの相手をしてる暇があるなら
俺ともっとイチャイチャしてくれても
良いだろ!!俺がにとって
一番の"大好き"な筈なのに……。
ソロリ、と自分の下腹部に触れる、
ごり、と硬い部分がありスリットを
撫でるように引くと中から狂暴に
赤黒く膨れた性器が顔を出した。
……に挿れたいが
そうも言ってられないほど苦しい。
正直、と出会うまで自分に
こんなものがあるのを知らなかった。
普段はスリットの中にしまわれている。
「ゲッ、……ゲガ……」
の面影を探してさまよい、
脱衣場のカゴをひっくり返すと
の匂いがする服の山ができた。
思考も停止したまま上に覆い被さる。