第4章 ご無沙汰
最近……とイチャイチャしてない。
いや、してる……?俺が変なだけか?
「ゲンガー?どうしたの」
「ゲ……」
すり寄ってみる。
は満面の笑みで俺を抱き締めて、
そして……
「ゲン!」
「!ど、どうしたの……?」
離れようとするのを怒って止める。
ぎゅう、と抱き締めるも何も伝わらない。
よしよし、と背中をポンポンされていた。
ちがう……ちがうんだ……!
俺は!もっとエロいことがしたいんだ!
「ゲンゲロゲーーーーーン……!」
「なになに、本当にどうしたの?
今日はずいぶん甘えん坊だね」
ごりごり頭を擦り付けるもやはり
は嬉しそうにニコニコするばかり。
ポケモンと人間の言葉が通じない事が
今日ほど憎いことはなかった。