第15章 スポーツの秋(ユナイト編1)
トレーナー(実際には選手らしい)の
青年はゼラオラを叱りとばし帰っていった。
どうやらエオスではポケモンが野外で
人の子供みたいに過ごしているようだった。
聞けばその服はホロウェアと言って
エナジーによって着用して見えるらしい。
こういったコートは島の様々な場所にあり、
選手もポケモンも自由に利用するが
その為には選手IDが必要になるらしい。
ゼラオラが選手から預っている
ID入りの硬貨を見せてくれた。
カードだと電気ポケモンで誤作動するらしく
IDコインを定期券代わりにするらしい。
「ヤベー!ポケモンの言葉が分かるの!?」
「そんな事があるんだな……」
「聞いたことないよね~!」
事情を話すとゼラオラが目を輝かせる。
ファイアローは首をかしげ、
プクリンはキャッキャとわらう。
「でも実際にそうなっちまった」
「でもそれってスゲーよな!
ユナイトの指示も分かりやすいし、
アンタも選手になったらどうだ!?」