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ゲンガー夢

第15章 スポーツの秋(ユナイト編1)


「…………い、……おい!
アンタ、大丈夫か!?アンタだよ!」

「……え?」

「よかった、ビックリしたぜ……!
まさか人間がユナイトに飛び込むなんてさ」

体を起こすとそこに居たのはゼラオラだ。
赤いマフラーをした紺のピーコート姿、
まるで青年のような立ち振舞いだが
明らかに"ポケモン"だ。
声をかけてくれたトレーナーを探し
辺りを見回すもゲンガーとプクリンが
居るばかりで辺りに人影はない。

「全くいつになったら
無茶を止めるようになんのか……!」

「どうしよう、誰か人を呼ばないと……」

「………………えっ、あれ……!?」

思わずゲンガーにすがりつく。
おかしい!明らかにゲンガーの
口が動いたのに鳴き声がしない!
まるで、……まるで人語みたいだ!

「な、なんだよ……?どうしちまった?
大丈夫か、レナ……?」

「ど……どうもして、ない、のかな……」
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