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純愛こそ、呪い。〈 呪術廻戦 〉

第3章 犬、時々虎。




パンダ先輩に狗巻先輩と組み手をしたけど
本当に接近戦が弱点過ぎる。
伏黒程の式神が使えるわけではないから
せめてどっちかをものにしたいな。

少し、しょげてしまう。

同期の中で1番弱いのは私だ。
元々の呪力も多いわけじゃない。
久々にブルーモードに入りそう。


「安比、元気ねえじゃん」

「あ、虎杖。
さっきの時間の組み手がもう最悪でさ…」

「あー、投げられたもんね。
でもさでもさ、安比って自分で
思ってる程弱くないと思うよ!
俺に言われても説得力ないかもだけど!」

「いっ、虎杖〜!!」

「この後は映画だしついでに美味しいもの
食べてから帰ってこようぜ!」

「そうする〜!ありがとう〜!」

「なーにー?2人でお出掛け?
ハメは外しちゃダメよ♡」

「あ、五条先生」

「ちゃんと夜遅くなる前に帰ってきなよ〜?
まあ、プライベートにとやかく言うつもりも
無いから楽しんできてね♡」

「最悪なのにバレた」

「おいおい雪奈、先生泣いちゃうけど」

「大丈夫だよ五条先生。
なんかあっても絶対俺が安比守るし」


ヒュー、なんて口笛の後にアツいね〜
なんて茶々を入れられた。

良い先生な筈なのに、それを認めたくない。

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