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Short Storys

第1章 背負うもの(Dグレ/ラビ)


彼の言葉に、は少し驚くも、目を細めて「…うん。」と微笑んだ。

「ありがとう、ラビ。」


そう笑う彼女にラビはどうやら限界が来た様子。

彼女の後頭部に手を回し、ぐっとを引き寄せた。


「ちょ………」


彼の行動の意図がわかったのが、少し顔を赤くしながら戸惑いの声をあげるも拒絶はできず。

ラビはそんな彼女の瞳をちらと見つつ、引き寄せたのと逆の手で追いかけてきた通信ゴーレムをがしっと掴んだ。



「「「あぁー!!」」」


ゴーレムを介した映像を見ていたコムイ…ないしエクソシストや科学班の面々は映像が真っ暗になったことにあからさまに落胆の声をあげる。

そんなのを気にもせず。

風が吹き荒れる屋根の上で、とラビは静かにキスを交わした―。


Fin....






(いいとこだったのに……!)

(邪魔しないのよ、兄さん。)

(だって気になるじゃないかあ!!がラビにとられるなんて…)

(((わーラビ可哀相……)))byエクソシスト&科学班

(((……でも、確かに楽しみだった…)))



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