第4章 夜
「華‥」
ハァハァと息遣いがある中問われるも止まない口づけの中
「は‥ぃ‥」と答える
「さっき何か、何か言いかけただろ」
手が太ももあたりをゆっくりと撫で回し、それから胸元にいく
「‥んっっ!」
胸元をまさぐられ、形をおびた突起に指が触れ
「んぁっ」
自分でも信じられないほどの声が出てしまう
「言い‥か‥け‥んっつ」
その間乳房を優しく包むように揉まれるが、初めての淡い感覚にただ感じるだけしかできず
「なぁ‥言いかけただろ‥ありゃぁ‥なんだ‥?」
こ‥
こんな状況で‥さっき言おうとしたことなんて‥
忘れちゃったし、むしろ今この状況で‥
チュッ
話せてもらえない状況で‥
「ハッ‥チュッ‥言えないような状況にしてんだけどな」
とニヤリと笑みを浮かべ
「まぁ後で、聞くから今は受け入れとけ」
と発される
窓際にいた体を抱えられ、畳の上に体を移動され
そっと床におかれる
「はぁ‥はぁ‥」
頭がぼーっとして、銀色の人の顔を見つめていると
フッと笑みを浮かべた顔が近づいてきて、またキスの嵐が降り注ぐ
息が‥本当に息が苦しい