• テキストサイズ

【銀魂】銀の風

第3章 日常


ザワザワっと風が強くなり桜の木も音を鳴らす

「…今なにか…」
「なんもねぇよ、ただ、綺麗だなって言っただけさ」
くすくすと笑みを浮かべながら
「確かに桜がきれいだね」
と答えるも
「お前が、だよ」
と即答する

急なやり取りに驚く華を見て
フッと笑みが溢れる

俺…こんなクサイことすら、言えるぐらい切羽つまってんのかもな…

固まってしまった華をワシワシと頭を撫で
「さて、俺らは家に帰りますか」

無言の華を背に連れ歩き出す



しばらく無言が続くも
『…帰るっつったら、一緒に《家=万事屋  に帰る》』
ニヤニヤがとまらない

『だってあの華さんが…おりこうに…ついてくる…』
本当にニヤニヤがとまらない
/ 20ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp