第3章 マキシマカレシ①(ライバルの幼馴染みが恋人)
東堂「もしもーしっ!巻ちゃーん!」
巻島「またお前か」
東堂「だってぇー、俺の大切な幼馴染み傷付けてないか心配なんだもーん」
巻島「傷付けてるわけないッショ」
東堂「フフフッ、巻ちゃんもすっかり男になっちゃったなぁ…」
巻島「今までも男ッショ」
東堂「恋した途端に色めいたって意味だ!全く…いちごったら俺を見捨てて総北行っちゃったもんだから寂しいぞー…」
巻島「その…何だっけ?ファンクラブの女子達に慰めてもらえばいいッショ」
東堂「それもそうだな!フフンッ、美形クライマーっていうのはモテてモテて仕方がなくてだなぁ、東堂ファンクラブは日々会員が増え続けているんだぞ!あっ、巻ちゃんも良かったら東堂ファンク」
巻島「じゃあな」
俺は強引に電話を切った
ったく…東堂の奴、相当暇だな