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憂いの花 文スト

第1章 風信子(ヒヤシンス)


そう考えている内に発砲音が鳴り響いた。



バァン!!




そしてその発砲された玉は私の脇腹を貫通した。




私「っ!!!」



それでも私は暗示を辞めることなく自分にかけ続けた。




相手がくたばるまで。頭は鏡花が捕まえてくれると信じて。



私「(だめ、相手は人間。殺しちゃダメ、。もう私はポートマフィアの人間じゃない、。)」



相手が落とした銃を拾いながら男の攻撃を鳴るだけ避け続ける。


そして相手との距離を詰めながら相手の目の前に接近して言った。


私「『倒』。」





そして相手は倒れ込んだ。



安心した私が馬鹿だったのか次の瞬間倒れた男は私に向かって銃を向けて発泡した。




それは私の腕を貫通した。





私「(もう限界だ。)ぐっ、!すぅっ、」




『気絶しろぉぉっ!!!!!』





そして相手は全員気絶した。




私は何故か負傷しすぎたのか自分の暗示を解けなかった。




私「はぁっ、はあっ、、、疲れた、。」




私は暗示を解くためにはある言葉を言わなければならないが、その言葉すら言う気力がなかった。




暗示を長時間自分にかけ続けると最悪の場合死に至る可能性もある。





視界がとても曇って見えてきた。





鏡花と中島が私に向かって何か言っている。




ごめんごめんね、、。私は、。生きてる価値なんてもうないのか。



あぁ、今度こそ、死ねる。






『人間失格』




また死に損なった。




私「ゴホッゴホッ、。だ、ざ、、い、。」





太宰「全く何やっているんだい君は。私を呼ばないで。嫌な予感がしたから来てみたけど大当たりだったようだね。…………まさか、来ることを考えてあえて呼ばなかったなんてことは?」





私「ごほっ、。正解、。……鏡花、、頭は?」




鏡花「捕まえた。。良かった、。」




私「ん、、ありがと、。……ねぇ太宰。。私凄いでしょ?、46人もの相手をして勝ったの。、。」





太宰「あぁ。凄いね。だけどこれで私が来てなかったら君は死んでいて何も凄くなかったけどね。」




私「ん、、、。そうだね、。少し、眠るよ、。疲れた、。」







そして私は意識を手放した。






太宰視点
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