第2章 にゃんにゃん🐾ペットプレイ(三島修也)🔞
「いひひ…凄いでしょ、これが今度発表する『一時的に動物と入れ替わる装置』(名前どうにかならんか)だよ。研究に役立てたいんだ」
「へえ、そうなんだ…本当に瑞樹くんはすごいね」
私の目の前で得意そうに装置の説明をするのは
柳瀬瑞樹くん
弱冠二十歳にして天才発明家で、弟のように可愛がっている
「でも、本当に動物と入れ替われるのかなぁ…どうせなら、可愛い猫ちゃんになりたい♡」
そう言って機械に手を触れた瞬間、私の身体に稲妻が走る
えっ、私、死ぬの!?!?
やだやだ、まだ死ねない!!
だって、修也さんと結婚だってしてな…─────
「名前さんちゃん、大丈夫!?」
瑞樹くんが心配して駆け寄ってくるのがわかる
どうやら私は助かったらしい
「名前さんちゃん怪我はない!?ごめんねぇ、ちゃんとスイッチ切ったつもりだったんだけ…ど…な?」
瑞樹くんは、私の姿を見て目を丸くし、額に手を当てて
あちゃーという表情をする
「名前さんちゃん、落ち着いて聞いてね。君は今、猫になってる」
「やめてよ瑞樹くん、変な冗談は。そりゃ、猫になりたいって言ったけどさぁ」
ケラケラと笑う私の前に瑞樹くんは姿見を持ってくる
「嘘だと思うなら見てみてよ!」
「え、これが…私!?」