第4章 肉欲の診察室(佐々木淳平)🔞
「不安にさせてごめんなさい、名前さん…。私が愛しているのはあなただけですよ。それだけは、信じてくださいね?」
「私もだよっ!愛しているのは、淳平さんだけ♡」
行為が終わっても診察室のベッドでくっついている私たち
このドキドキ感と背徳感はクセになってしまいそうだ
「すっかり遅くなってしまったので、お寿司でもつまんで帰りましょうか。お詫びも兼ねて、奢りますよ」
「やったあ♡」
ウニにいくら、アワビにトロ…普段なかなか口にすることができない高級食材に、胸を高鳴らせながらお寿司を頬張る
「ん〜〜おいしい〜〜!!」
「それは良かった。私もここのお寿司は大好物なのです」
お寿司を食べる私を、小動物でも見るかのような目で見つめながら日本酒を飲む淳平さん
落ち着いていて、大人の色気が溢れている
「あいよ!お熱い2人に俺からサービスでい!」
大将が出してくれたのは、鮪の山かけとアサリの酒蒸し
どちらも精がつく食べ物だ
「ふふっ。大将、ありがとうございます」
淳平さんが、日本酒を飲みながら美味しそうに食べる
私はこの時、まだ知らなかった
家に帰ったら、2回戦が待っていることを