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妄想垂れ流し置き場

第4章 肉欲の診察室(佐々木淳平)🔞



私は看護師として、慌ただしい毎日を送っている

患者さんの採血やバイタルチェック、予防接種に怪我の処置…
たまに手術に立ち会うこともある


そんな私の楽しみは、恋人である淳平さんの
仕事姿を眺めること

温厚で誰にでも優しい淳平さんは、老若男女問わず
患者さんに愛されている
ついこの間も、道で倒れていた見ず知らずの女性を抱え
病院にて処置をしたらしい(本編のストーリー参照)

「その後、お加減はいかがですか?」
「お陰様で…だいぶ楽になりました」
「そうですか…それは良かった」

ふっと患者さんに微笑みかける淳平さんは、医者冥利に尽きる、という顔をしていて、なんだかこっちまで誇らしくなる


そしてもう1つ、淳平さんは女性患者に対しても
眉ひとつ動かさずに診察をすることだ
どんなに巨乳の女子高生でも、憂いを帯びたグラマーなマダムでも
丁寧に話は聞くけれど決して下心があるような素振りは見せない
夜の欲情した顔を知っているのは私だけ、と思うと
キュンと子宮が疼いてしまう


「名前さん?このカルテ〇〇科に渡しておいて」
「はっはい…!」

カルテを受け取ったと同時に、小さい紙切れがはらりと落ちる

「おっと…」

淳平さんはさっと拾い上げたけど、私は女性の名前と携帯番号を目撃してしまった
看護師や他の科の医者の名前ではないことから、患者さんだということが窺える

今すぐ淳平さんに確認したい気持ちをぐっと堪えて
カルテを持っていく




午後の診察時間が終わり、ひとり、また1人と
患者さんや看護師さんが帰っていく
そして、残ったのは私と淳平さんだけになる


「淳平さん、私、見ちゃった…」
「見たって、何をです?」
「女の人の…名前が書いた連絡先…」

怒りと悔しさで肩がプルプルと震えた

「…機嫌を直すのが先のようですね」

淳平さんにぎゅっと抱きしめられて、驚いている暇もなく
口の中に舌が侵入してくる
舌を絡めたり、上顎の粘膜を刺激したり
それだけで、力が抜けてしまいそう
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