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唐突ですが、僕と結婚してください

第3章 入学仕立ての大騒動


顔を赤らめたジェイドくんは無言で私を見ていた

そして私が口を閉じた時

かぶりつくようにしてジェイドくんにキスをされた

急なことに驚いた

この様子的に間違っていなさそう…

ある意味ジェイドくんに火をつけてしまった

何度も何度もキスをされる

呼吸することもできずに何度も

私の体の力が少し抜けるとキスをするのをやめた


ジェイド「すみません。とても嬉しくて。
もちろん僕も同じですよ。」


そう言ってジェイドくんは私に口を大きく開けてきた

私は少しジェイドくんに寄りかかって呼吸を整えた

ジェイドくんは口を開けるのをやめてから

私の腰に両手を回して持ち上げてきた

身長的に20cm以上もあるため

ジェイドくんはいつも私にキスをする時腰を曲げている


ジェイド「細すぎますよ。
もう少しちゃんと食べてください。」

『ちゃんと食べてるよ…』


宙に浮いた足は自然とジェイドくんの足に絡みつく

ジェイドくんと同じ高さで目線が交じり合う

そのままゆっくりキスをされる

離されてまた見つめ合ってキスをするという行為を繰り返す

私たちは言葉を発することはなく

ただ何度もキスをするリップ音や水音が部屋に響いた


ジェイド「つい夢中になってしまいました。」


ジェイドくんはペロッと自分の舌で唇を舐めた

いつもはそんなことをする人ではないため

とても綺麗だなぁと思ってしまった

フロイドくんと同じ顔だけど

私にはジェイドくんがかっこよく見えた


『あ…ジェイド…////』

ジェイド「ふふふ。とても可愛らしいですよ。
好きですよ、アリア。」


今度は触れるだけのキスをされた

そこで私はようやく床に降ろされた

降ろされてからジェイドくんに寄りかかる


ジェイド「そろそろラウンジの方へ行かなくては。
アリアも着替えてください。」

『うん////』


私は部屋を出ようとした

するとジェイドくんに腕を掴まれた

振り返ろうとするとそのままでいてくださいと耳元で囁かれた

そのままでいると首になにかをつけられた


ジェイド「これは僕からのプレゼントです。」


見るとそれは綺麗な宝石のネックレスだった

その宝石の色と形には見覚えがあった

ジェイドくんのいつも身につけているピアスの色と形をしていた
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