第4章 新選組の存在
少し大きめのお屋敷?みたいなところについた。
瑠「・・・」
2人して今の雰囲気に怯えている。
だってそうだよ。
私達さっきまで何事もない普通の女子高生で、
いつも通りの帰り道を歩いていただけなのに・・・・
もしかしたらこのまま帰れないのかもしれない。
菜「そんなの絶対嫌・・・!」
瑠「菜穂??」
菜「・・・あ」
瑠「大丈夫?じゃないか、私も正直めっちゃ怖い」
菜「うん。どうしよう。どうすることもできないんだけどさ」
今いるのは、一つの空き部屋。
私たちはあれから縄で縛られこの部屋に閉じ込められた。
瑠「何があっても、一緒だよ」
菜「もちろんだよ。絶対見捨てたりなんてしない」
瑠香がいなくなることが私にとって最大の地獄だから。