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【ヒプマイ/碧棺左馬刻】私の王様【甘短編】
第4章
左馬刻はため息をつきながらリビングのソファに横たわる。
私はいつもの日課の様に窓辺まで行き、ヨコハマを見下ろす。
観覧車が綺麗だな。
今日も赤レンガ倉庫が綺麗。
ベイブリッジも綺麗だ。
「…っ!」
突然後ろから抱きしめられる
左馬刻「…。」
「どうしたの?」
左馬刻「俺様から離れていかないよな…?」
「当たり前じゃん、なんで?」
左馬刻「俺不安で…もう、誰も失いたくないんだ。」
そうだった。
左馬刻の母親は自殺、妹は洗脳され離れ離れに。
その不安が一生彼を苦しめていたのかもしれない。
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