• テキストサイズ

【ヒプマイ/碧棺左馬刻】私の王様【甘短編】

第4章       


左馬刻はため息をつきながらリビングのソファに横たわる。

私はいつもの日課の様に窓辺まで行き、ヨコハマを見下ろす。



観覧車が綺麗だな。
今日も赤レンガ倉庫が綺麗。
ベイブリッジも綺麗だ。





「…っ!」



突然後ろから抱きしめられる










左馬刻「…。」

「どうしたの?」

左馬刻「俺様から離れていかないよな…?」

「当たり前じゃん、なんで?」

左馬刻「俺不安で…もう、誰も失いたくないんだ。」






そうだった。

左馬刻の母親は自殺、妹は洗脳され離れ離れに。

その不安が一生彼を苦しめていたのかもしれない。







/ 13ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp