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出会いアプリ使ったら五条が来た。【呪術廻戦】

第1章 恋心が掻き立てられる。


久しぶりに任務が一緒になった七海は五条の変化を感じ取ったようだった。

「五条さん最近すごくご機嫌ですけど女でもできたんですか?
まぁチャラ男オブチャラ男の五条さんに限って一人の女に固執したりしないと思いますけど」
「それができちゃったんだよね見つけたんだ僕のたった一人」
「はぁ、どこで調達したんですか。
同業者の女の子には手を出さないって言ってましたよね。
でも出会いアプリでも割り切りしかしてないって言ってたじゃないですか」
「よく覚えてるじゃん。
いつもみたいに出会いアプリで割り切り楽しむつもりだったんだけど、ガチで一目惚れしちゃってさ。
ほんとに可愛くてこいつの笑顔守りたいって思っちゃったんだよねー」
「そんな歯の浮くようなセリフ、アナタらしくもない。
笑っちゃいますよ。
それにしても五条さんほどの人が骨抜きだ。
よっぽどの美女なんだろうな。
写真見せてくださいよ」
「やだよーちなそろそろ三ヶ月記念なんだよねー」
「それはまた一段と暑い夜になりますね」
「そうそうまだ一度もヤってないし。
この3ヶ月記念利用して畳み掛けるつもり」
「三ヶ月手出してなかったんですか?!
五条さん本当に本気なんですね」
「だよね」

三ヶ月も手出してないなんて自分でも本当に信じられない。
三ヶ月待ったんだからそろそろ野獣の本音出してもちゃんもきっと快く受け入れてくれるに違いない。

「もうすぐ公開の『錆びない青。』って映画が面白そうだなぁと思ってるんですけど」
「へー面白そうだね。
青春ハラハラドキドキものかぁ。
公開されたら一緒に行こうよ。
「嬉しいです!ぜひ」

こんなたわいもない会話が全身に染み渡るほど嬉しいなんて俺はどうかしてしまったんだろうか。

そして来るは付き合って三ヶ月目の記念日。

「ちゃん今度の土曜ご飯作って待っててくれない?」
「分かりました、やっと家に来るの許してもらえたばかりなのに、勝手に作って待ってていいんですか」
「もちろん。逆に信頼してくれてるってことで嬉しいなぁ。
忘れられない夜にするからね」
「え?どういうことですか。
まさか手を出すつもりなんじゃ……!」

の顔が険しくなった。
やばい、忘れられない夜はミスったか。
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