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フロイドのセフ〇にされたなんて知られるわけにはいかないの。

第2章 お前のこと前からいいなって思ってたんだ。


フロイドはちょっとにこっとしてに口付けるとそのまま星明かりの下にを組み敷いた。

「ごめんな……実はお前のこと、前からいいな、って思ってたんだ。宿題もソッコー手伝ってやるし、だからこれからもお前が嫌じゃなければちょいちょい俺と……って疲れて眠っちまったか」

こうしてはフロイドのセフレとなった。
は他の人にバラされたら困るため、誰にも言えなかった。
しかし不安だった。

「もし、もしジェイドくんにバラされちゃったら……!」

それ以来フロイドは毎晩のようにを呼び出した。
そしてプレイは服をブチブチ破ったり、ギザギザの歯形がつくくらい噛み付いたりと、超ドSなやりたい放題であった。

「ひどいよ……。もし彼女にならぜったいこんな乱暴にしないくせに……。歯型もついちゃったし、ひどすぎるよ……。でも誰にも言えない。特にアリスには。友だち裏切っちゃってるし、夜中に何度もこんなことしてるってバレたらやばいのは、私だもの……」

寮が違うとはいえ、昼間フロイドとすれ違うことや、同学年のため、授業が一緒になることは当然あった。
フロイドはと目を合わせようともせず、ジェイドたちや、女のコたちといつも盛り上がっていた。
毎晩やりまくってるのに昼間はさわやか、元気、優秀かつ女子人気もそれなりというフロイドのチート状態にはいらいらした。

「私は連日疲れ切ってるんだけど……? 何であんなに元気なの? もうこの関係終わらせたい! てかフロイドだってそろそろ飽きてきてる頃じゃないのかな? 遊び人とかうわさないのかな」
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