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狗巻と付き合ってることに嫉妬した五条にセフレにされる。

第3章 遊園地デート!


「これって……デートですよね」
「そうだよ」
「え?」
「好きだちゃん。ずっと君のことが好きだった」

観覧車のてっぺんで私は信じられない告白をされたのだった。
遊園地名物の一日一回の花火がパァン!と上がる。
タイミングわざわざ合わせてくれたんだ……。

「わ、私……」
「わかってるキミが好きなのは狗巻くんだって。
最後に会った時も呼んでいたからね。
俺はあきらめないよ。
いつかキミを振り向かせてみせる。
それまでもう脅したり、抱いたりしないと約束するよ。
今日はそれを伝えたかったんだ」
「待ってください。私も、私も五条さんが好き」
「は?ヤったんじゃないの狗巻と。
ホテルに入っていくの見たけど」
「やっぱり見てたんですね……
じゃなくて、やってないです!
私が五条さんのこと思い出したらどうしても狗巻くんのことを受け入れたくなくなっちゃって……」
「そうだったの」

観覧車はもう4分の3位まで来ていたけど五条さんは私をぎゅっと抱きしめてもう一度キスをした。

「本当は僕の方があいつがちゃんを好きな気持ちよりずっとずっと強くキミを持ってたんだからな」
「なんですかその子供みたいなの。 
そんなのわかるんですか」
「わかるよ。特級呪術師だから」
「関係あるんですか」
「そう。だから相手にもちゃんと言わなきゃだめだよ。
俺のものになりましたってさ」
「わかりました。
ちゃんと言えます」
「もうあいつの名前呼ばないでよ。ずっとずっと大切にするからさ。俺の大切な大切なお姫様」
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