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瑠璃色の瞳のその先に

第3章 闇地


くそっ!ミズキが……ふざけるな、何がオレが護るだよ…!!オレは影分身をいのいちさんの下へ走らせ、自身は火影室へと急ぎ、綱手様にミズキが連れて行かれたことを報告し、極秘でミズキの捜索が開始された。

その頃、ミズキが暗部の根の根城にある独房へと連れて行かれ、手足を壁に付けられた鎖で拘束され、ダンゾウ本人より拷問に近い仕打ちを受けていた……。


「……まだ分からぬのか?ミズキ、お前の力は木ノ葉にとって大切なものだ……暗部に残りたいのであればワシの監視下に入れ……それが出来ぬなら_____」

「ハッ!何度も…同じ事を言わさないで……何度も言ったでしょう?……あぁ、ボケて…覚えられない______ァガァッ!!ゴホッ……」

「………言っただろう……口は慎めと……」

「ハッ、ハッ……クッ……答え…は同じだ……上忍にも…アンタの部下にも……ならない……暗部を…解任するなら……私は……里を出る……」

「………少々、お前には『教育』が必要だな?」



教育だと?ただの拷問でしょ……カカシ、無茶して私を探したりしないで……ぁあ……イッたぁー……これ、マジで死ぬかも……何回目かなぁ……無理矢理意識戻されんの……目を覚ますと同じ質問の繰り返し……オウムかよ……もう終わりにしよう……。




「ハァ、ハァ……な…何故、私にこだわる……?……イタチに何か……関係が…あるのか……?」

「…………」

「……アンタは……イタチが…暗部に居た頃……何度もイタチに……接触してた……その度…イタチが何かを隠してたのは……気付いてたよ……根への勧誘じゃ……ない……何か…脅______ック!?」

「……黙れ……少し喋り過ぎだ……痛い目に合わねば分からない様だな?フー、トルネ…殺さない程度にやれ」

「「はっ!」」

「………ダン…ゾウ様、力では……何も動きませんよ?」

「………やれ……」


私は何度も意識を戻される事に嫌気がさし、最後の挑発をした……イタチが戻って来てこの騒動……ダンゾウの奴、余程イタチが怖いのね……くく、はっぱかけたら案の定……でも……も、無理……少しは……手加減して……よ……てか…いっその事……殺してよ……ダンゾウの側近二人に殴られて続け、殺された方がマシだと考えながら完全に意識を失った………。
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