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インターハイの山頂をキミに[東堂VS荒北VS真波]

第7章 海グループデート?!


「では今夜お前に電話して結果を聞くからな!
…………お前は興味ないんだったな?荒北」

「っせ。
夏だし、フツーに遊ぶんだったら、参加してやらなくもねーヨ。
福チャンにも話さねーとな。
福チャンはあのふたりに会ったことないはずだし」

「楽しみですねー」

「まるで決定したコトみたいに言うなよ……」

「全てはお前に懸かっているぞ、隼人!
全力で誘ってくれ!」




プルルルル…………

「セラ!」
「新開くん?!久し振り。
って言ってもそっちはちょくちょくライブハウスに来てくれてたりするのかな?」
「いや、自転車が忙しくてあまり行けてないよ。
だからなおさら、声、聴きたくなったんだ」

「ふーん、ほんとかなー。
それにしてもハコガクって面白いね!
こないだヒルクライムのレース観に行ったんだけどさ。
何か皆かわいいし、面白くって」


「かわいいって男には褒め言葉になってないけどな……
そうそうそのことなんだけど、うちの連中もぜひセラともうひとりの女のコにまた会いたいって言ってるんだ。
で、今度の土曜は休養日なんだよなあ」

「それって…………どういうこと?」
「夏だし、どっか遊びに行けないかと思って!
ほっとくとずーっとインハイの作戦会議してるようなヤツらだからさ。
息抜きがてら、連れ出してやりたい」

「アタシはいいけど……はどうかなー。
とりあえず、誘ってはみるね」

「本当か?!やった!頼んだぜ。
待ち合わせ場所と時間は…………」

「だから、まだ行くって決まってないっての。
相変わらずマイペースなんだから!」
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