第31章 ※反魂人形②
「ぁ……は…ずかし……」
月明かりに、皆実の秘部が照らされる。
僕の目の前で、愛液を止めどなく垂らして。
ヒクついた蜜壺がキラキラしてる。
「……綺麗だよ」
心の底から出た言葉を、口にして。
「あぁ…んっ…あ…きゃ…ああっ」
皆実が足を閉じれないように太ももをこじ開けるように押さえて、僕は淫らな蜜に舌を伸ばす。一舐めしただけで、皆実の身体がビクビクと震えた。
「だ……め…っ……まずい…から」
「皆実に…まずいところがあるなら……逆に舐めさせてよ」
溢れ出す蜜の味はとても甘い。
これが『呪い』の味なんて、信じられないくらいに。
呪いの味は『吐瀉物を掃除した雑巾の味』なんて、昔傑が言っていたけど。
皆実の呪いは、甘すぎて、ずっと舐めていたいくらいなんだ。
きっと呪いに耐性のない人間が皆実の呪いを受ければ、その甘さに理性が焼き切られる。
「あ……ぃ……ああっ」
僕だって、理性を保つのがやっと。
でも保とうと思えば、保つことはできるんだよ。
「すっごく…綺麗で……かわいくて……やらしいよ、皆実」
「や…舐め…ながら……しゃべ…ぁ…な……で」
喘ぎ声を堪えるように、皆実は口を押さえるけど。
隙間から漏れる声はどうにも隠せない。
「先…生……ぁあっ」
皆実のナカに舌を挿しこんで、その直上の豆を潰すように捏ねたら、皆実の身体が跳ねた。
そして、収まらない快楽の波が痙攣となって皆実の身体を襲う。
「きもちー…? 皆実」
「よ…すぎ…るの……先生…や…舌も……指も……いやぁ」
僕に掴まれた太ももに力が入る。震えを止められずに、快楽の波を消すこともできない。
綺麗な赤みのある瞳から、ポロポロと涙が溢れてる。
「先……生の…で……イき…たい…ぃ…あっ」