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【剣盾】君を待つ

第19章 【第三幕】月を渇望する太陽


----イヌヌヌワン!イヌヌヌワン!


 ポチッと、ベッドサイドにセットしてあったワンパチの目覚まし時計のボタンを押してアラームを止めた。ああ、眠たい。このまま眠ってしまいたい…でも、二度寝をすると確実に遅刻する自信がある。起き上がれ、私。


「エレ〜…?」
「まだ寝てていいよ、エレズン」

 隣で一緒に眠っていたエレズンの頭を撫でてあげると、エレズンはまた夢の世界に戻っていった。


 あ〜〜〜〜〜可愛すぎる。赤子ポケモンってだけあって可愛さが全て詰まっていると思う。可愛い。もう一回抱きしめて眠りたい…眠りたいけども!なんとか我慢して、やっとベッドから降りることに成功した。


 寝ぼけ眼をこすりながらリビングのカーテンを開けると、眩しい光に一瞬目を細めた。

 キッチンのケトルに水を入れてスイッチを入れる。お湯を沸かしている間にマグカップにインスタントコーヒーをティースプーンで2杯入れてっと。

 冷蔵庫からモーモーミルクを出して、準備完了。カチッとケトルのスイッチが切れる音がして、ケトルに入ったお湯をマグカップにゆっくり注ぐ。
 
ティースプーンでコーヒーをかき混ぜてから、モーモーミルクを入れる。ちょっと多めだけど、ミルキーな味が飲みやすくてホッとさせてくれる。

出来立てのコーヒーを、その場でズズズと音を立てて飲む。

温かさが、ぼんやりした頭にじんわり染みていく。

今日も忙しい一日が始まるんだなぁ…またあとでスケジュール見返しとかないと。


残っているコーヒーを一気に飲み干すと、仕事に向かう準備を始めた。
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