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瞳の中のシンデレラ

第3章 ハボタン


何ヶ月ぶりの高専、少しあけただけで高専の植物は次の季節の準備を始めている。

「しゃけーー」何ヶ月ぶりの担任の姿に目をキラキラさせて抱き着く。
「棘、あんまり勢いつけると蓮が階段の下まで落ちるぞ」
「ふふ、、大丈夫だよ。そんな、しょんぼりしないで棘。
そうだ、真希、交流会の前までに一回手合わせして欲しいって言ってたのに、ごめんね」
「大丈夫だよ。どーせ蓮のことだ今日が交流会って忘れてたんだろ」
「あ、、耳が痛い」
「まあ、蓮だからな。」
「相変わらずいい毛並みだねパンダは、フワフワーー」

「れーんちゃん。僕の髪もフワフワだから、触っていいんだよ?」
あ、、一番鬱陶しい奴がきた、、

「いーや、結構です。」
手をヒラヒラさせながら、一年の方に足を進める

「初めまして、釘崎野薔薇さん、宿儺の器虎杖悠二くん。
あとは、久しぶりだね。恵?大きくなったねー可愛くなって」

「おいおい、伏黒。この美人の姉ちゃんと知り合いなのか?
俺の名前も知ってるし」
「この人は、花咲蓮さんだ。特級呪術師でもあり、2年の担任だ。術式は説明すると長いから本人にきいてくれ」

「ハハ、かなり、はしょうられてるけど大体そんな感じだから、否定しないけど。よろしくね?」

「おう!よろしくな!花咲先生」
「よろしく、一年の紅一点よ」
「ふふ、よろしくね」

「京都高の皆さん、ごめんなさいね?初めまして方もいらっしゃると思いますが、とりあえず、交流会を始めましょうか」
「改めて、正午まで解散」

「歌姫ー久しぶり!会いたかったよ」
「私も、会いたかったよ。蓮」
「僕もだよー蓮、そろそろ付き合おーよ」

「蓮、まだ付きまとわれてる?」
「もうね、18くらいの時に諦めたよ」
「何々ー何話してるのー?僕の話でしょう?教えてよ、れーんちゃん」
「あー悟がイケメンだなーって」
棒読みでそう伝えると、抱き付こうと走てくるのを
素知らぬ顔でかわしながら、楽巌寺学長のもとに向かう

「お久しぶりです。楽巌寺学長。」
「ああ、生きていたのだな、宿儺の器。」
「そのようですね、とてもいい子そうで私は好きですけどね」
「知っていたのか、」
「何のことを言ってるのかサッパリ。」
微笑みながらその場を離れる。
はあ、、まだ殺そうと思っているのか。どいつもこいつも。
本当どうしたらいいもんか
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