Best songs all times(テニスの王子様)
第3章 I only want to be with you
「はい。何でしょうか?」
先輩が僕に聞きたいこと?一体何だろう…。
「昼休みにね、よく音楽室から誰かがピアノ弾いてるのが聞こえるのよ。
最初はうちの部活の子達かなって思って聞いてみたけど違うみたいでね、思い当たる子がいないか聞いて回ってるの。貴方は知らない?」
この言葉で僕の心臓はうるさいくらいに鼓動が響いた。
何故ならそのピアノの音の正体は僕が奏でてるからだ。
何の気無しに音楽室を訪れてはよくピアノを弾くことがあるからだった。
もしかして、僕はいけないことをしちゃったのかな…。
「あの、すみません。それは僕がよく音楽室を訪れては弾いてたんです。迷惑でしたか?」
それを聞いた途端、先輩は嫌な顔するどころかパッと明るい笑顔になった。