第8章 カカシ 4
暗部の任務にも慣れたころ、ミナトに呼ばれた
「カカシ、これから君に隊長を任せる」
「え?」
「大丈夫、補佐はちゃんと決めてあるから・・・あ、きたようだね」
コンコン・・・
「ん!いいよ。はいっておいで」
「失礼します」
面を付けた、暗部の一人が入ってきた
「イチ、これから隊の隊長になるカカシだ。補佐をたのむよ」
「はい、三代目様から聞いています。イチといいます。カカシ隊長よろしくお願いします」
「・・・よろしく」
最初の任務は隊長とは名ばかりで、すべてのイチが指揮をとる形になっていた
「カカシ、お疲れ様。任務はどうだった?」
「・・・全てイチが滞りなく・・」
「ん、だろうね。彼女は三代目の直轄の暗部。実力はあるし、長くいるぶん人望も厚い」
「でも、戦わない」
「彼女は忍術は使わない。体術だから、限度がある。カカシがいざというときは助けるんだよ」
「はい」