第7章 ミナト 1 裏あり
「はぁ・・・つかれた・・・」
「失礼します」
「イチだね、どうぞ?」
「盛大なため息ですねw」
「ふふっ聞こえてた?」
「ええ、クシナ先輩は?おうちですか?」
「ああ、カカシが護衛についてる」
「・・・」
「どうしたの?」
「なんか、ミナトせ・・・火影様でも浮気しちゃうんだなって・・・」
「・・知らないでしょ?俺、ずっとイチのこと好きだったんだけど?」
「それはどーも。私は2番でも3番でも構いませんから」
このコのこういうところに惹かれたのかもしれない・・・
自分は1番でなくて良いという、物分りのいいオンナがいるなんて知らなかった
報告を事務的に済ませ、火影室を出て行こうとする
「もう帰っちゃうの?俺、結構限界なんだけど・・・」
「私も仕事たくさん溜まってて、大変なんですよ~?」