第1章 カカシ 1
「ミナト先輩。はいりまーす」
「やあ、呼び出してわるかったね~」
「どうしたんですか?・・・クシナ先輩は?」
「任務で出てる。いないほうが話しやすいから」
「??」
「カカシがリンをあやめてしまったのはしってるよね?」
「はい、カカシは病院でまだ治療中なんですよね?」
「まだ、目が覚めてない。もし、カカシの命を狙うやつがいたらいけないから、暗部が見張ってる」
「私もその中に入れと?」
「いや、暗部としてではなくて、一人の護衛として入って欲しい」
「言ってる意味がよくわからないんですけど?」
「カカシは一人だから、何かと心配でね。トーコは小さい頃から知ってるでしょ?」
「ええ、まあ。親同士が仲良かったから」
「しばらくは、一緒にいて、護衛と、心の治療をお願いしたいんだ」
「私でよければ、やってみますけど。カカシに拒否されたら、代わりをさがしてくださいね」