第2章 カカシ 2 微裏
「はあ…ドキドキする…」
渡されたタオルを巻いて、そのままカカシの元へと行く
「トーコちゃん、大丈夫?気が変わったなら…」
「カカシ先輩、お願いします」
「…やめてって言っても、やめないよ?」
右手をトーコの頬から顎に滑らせながら、左手で、口布を外す
「あっ、初めてみました…かっこいいですね…」
「ありがと」
にやりと色気たっぷりの表情で、唇を重ねる
だんだんと息が苦しくなってくる
薄く口を開けた途端、カカシの舌が入ってくる
ますます息が苦しくなって、背中に腕をまわす
「はぁ…先輩」
「そんなに気持ち良かった?」
「うん」
「まだこれからだよ?」
そのままベッドに倒れこみ、唇を重ねる
くちゅくちゅという音と、吐息だけが響く
同時にカカシの大きな掌が、トーコの胸をやわやわともみ始める